第3章 南波くんの重たい愛
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「ほ、ほんまに…ほんまにすいませんでしたぁぁぁぁ!!!」
「………。」
午前7時。
ホテルの部屋の床で土下座する南波くん。
どうやらあの後、私も彼も力尽きてそのまま眠っていたらしく、私も少し記憶が曖昧だった。
「俺、昨日、他の先輩と飲んどって、多分かなり酔ってたんやと思うねん、、。ほんまにすまん、、。」
「色々いいたいことあるんだけど、とりあえず、中に出したよね。」
「…は、はい。」
幸い、ピルを服用していたこともあり、多分当たる可能性は低いだろうと見込んでいた。
しかし、そうゆう問題ではない。