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愛が重たいです、南波くん【R18】

第2章 芹沢先輩



バタンッ!!!

いきなり個室のドアが開き、私も先輩も視線を向ける。

「いいわけないやろ。こいつは毎週俺と飲む約束しとんのや。覚えとけ!!!」

「え、、な、南波くん!?」

ずかずかと彼は私と先輩の場所まで近づき、先輩を思いっきり睨みつけた。

「おー。怖い怖い。」

彼は何も言わず、今度は私を見て無理やり腕を引いてきた。

ぐいっ。

「ちょっ、、何するの!!」

抵抗しようにもびくともしない。

先輩に視線を向けるが、残念という顔で笑みをこぼされた。

「せ、先輩、せめてお代だけでもっ。」

それを聞いた南波くんは、財布を取り出して諭吉を1枚テーブルに叩きつける。

「釣りは要りません。こいつ連れて行きます。」


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