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愛が重たいです、南波くん【R18】

第2章 芹沢先輩




「あー!それこっちのです!」


ドア越しから顔を覗かせ店員を呼ぶ男性。

聞いたことあるこの関西弁、、。

「な、南波くん!?」

この店に不釣り合いな大きい声をあげた自分。

反射的に出した声に、慌てて口を覆った。

「えっ、古村、、。」

店員を挟んで互いが互いを凝視した。

「お。噂の南波くんかぁ。どーも、芹沢です。って知らないか。」

私の向かいにいた芹沢先輩は、ひょいっとドア奥の南波くんの姿を確認した。

続いて南波くんは芹沢先輩に目を向ける。

とすぐに私を見て、"どうゆうことやねん!?"と目だけで会話してきた。
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