第2章 芹沢先輩
「私はビールで大丈夫です!」
「へぇ、意外だな。甘いお酒が好きだと思った。」
じゃあ俺もビールにしよっと。
そう呟き、すぐさま店員を呼んだ。
先輩は二つビールを注文したあと、適当に食事も頼のんだ。
かしこまりました。と注文を受けた店員はゆっくり扉を閉じて居なくなってしまった。
「じ、実は毎週同期と良く飲んでて、ビールばっかり頼んじゃうんですよね。」
「そうなんだ。同期ってことは、、確か6年目の子だよね。」
誰かいたっけと、自分の部署内の名前を挙げて言っては少し考えていた。
「えっと、南波です。南波圭。知ってますか?」
名前を伝え、先輩はしばらく考える。
考えてる姿もかっこいいんですが、、。