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愛が重たいです、南波くん【R18】

第2章 芹沢先輩



個室って変に緊張する、、。

自分なら絶対に行かないようなお店。

会社からそこまで遠くもないし、少し穴場的な場所なのかな、、。

「上着貸して。こっちで掛けてあげるから。」

「あ、ありがとうございます。」

脱いだ上着を先輩に預け、席に腰掛けた。

先輩もまたスーツを脱ぎ、窮屈そうに締めていたネクタイを少し緩ませる。

シャツの上からでもよくわかるくらい、程よく張りのある筋肉に視線が向いてしまう。

「古村さん、何飲む?」

声をかけられ、慌てて視線を逸らす。

やばい、見てたのバレたかな!?
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