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愛が重たいです、南波くん【R18】
第2章 芹沢先輩
私が先輩と来た飲み屋は、南波くんと飲みに行く大衆居酒屋とは違った。
落ち着いた雰囲気のお店。
お客さんは何名か入っているけど、みんな三十代から五十代あたりの人ばかりで、二十代が集まる賑やかな雰囲気とは真逆。
「いらっしゃいませ。二名様でよろしいでしょうか。」
「はい。あの、できれば個室お願いできますか?」
「かしこまりました。」
中に通されると、左手にバーカウンターで数名お酒を飲んでいる。
私達はその際奥まで歩き、何室かあるうちの一部屋に案内された。
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