• テキストサイズ

愛が重たいです、南波くん【R18】

第5章 ダークホース



「おい。村瀬ちゃん、古村困ってるで。それ以上は聞くのやめとき。」

私の返答を咄嗟に遮るように、南波くんが会話に割り入ってきた。

「え〜!一番気になるところですよ!!南波先輩もさっきまでノリノリだったじゃないですか〜。」

「確かにそうやったけど、そもそも本人が公にしてない内容なんやし、ずかずか聞くのは失礼やで。」

むー。っと膨れっ面になる彼女。

どんな顔をしても可愛い顔立ちに、少し羨ましくなる。

「あはは、、。そうだね。あんまり問い詰めないでくれたら助かるかな…。」

南波くんに救われて、ほっと胸を撫で下ろした。

きっと本当は、彼が一番気にしていると思う。

この場ではっきり付き合わないと言えれば良かったんだけど…。
/ 145ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp