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愛が重たいです、南波くん【R18】

第4章 モテ期襲来



「そんな驚くかな。…どう?企画書は完成間近?」


そんな驚くに決まっている。

自分に話しかける内容なんて、多分あの日のこと以外ない。

「あ、ああ!来週には清書した内容、確認してもらおうと思ってたところです。ち、ちなみに何用でしょうか…。」

多分、上手く笑えていない。
どころか変な汗すら体から出てきている。

芹沢先輩にじーっと見つめられ、めちゃくちゃ逃げたかった。

「今朝、俺のこと一瞬見てたでしょ。」

ギクッ。

ば、ばれていた…。

「もしかして、前回の飲み会のこと気にしてる?」

気にしていないと言えば嘘になるが、芹沢先輩を見たのはそうゆう理由ではない。
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