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愛が重たいです、南波くん【R18】

第4章 モテ期襲来



「先輩、どうしました?あ、お疲れですか!すみません、私の為にいっぱい頑張ってもらって、、。あの、よければこれ召し上がってください!」

彼女はそう伝えて、カバンからチョコレートの小包を私に渡してきた。

…なるほど、こういった些細な気遣いもできるあたり、この子絶対世渡り上手だな。

ありがとうと一言添えてチョコレートを口に運んだ。

「それじゃあ、先輩、また明日です!お先に失礼しますね〜。」

終始、可愛い笑みで会釈した後、村瀬さんはオフィスを後にした。


あー。疲れた。

ドッと身体に押し寄せる過労。

ちょっと休憩したら、企画書進めよう。

椅子の背もたれに盛大にもたれかかり、ぼーっと天井を見つめた。
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