第6章 中途半端で悪いか
『…何故慌てる?』
「何故!!? 決まってるではありませんか!! 男同士…、ましてや愚弟とそんな体勢をされたら目眩を起こしますよ!!? (私にすらした事ないのに生意気です愚弟の分際でぇええええ!!!!(怒))」
『(ビクッ!!;)あっあぁ…、確かに男同士でこれはないか…』
「…ダメです」
降りようとしたルナの肩をアマイモンが掴んで止めた
『は? 何でだ?』
「猫は膝の上でゴロゴロと喉を鳴らすのが好きと聞きました」
『それ違うぞ。 膝の上に乗って撫でてもらって気持ち良いから喉を鳴らすんだ』
「撫でられると気持ち良いのですか?」
『気持ち良いぞ』
「どんな感じなんですか?」
『テクニシャンな奴は最高だ、一発で落ちる』
「それは快かn「口を閉じなさいアマイモン!!? そんな話していたら誤解招きますよ!!?;」
『俺は不幸か幸しか招けねぇぞ』
「分かってますから黙ってくれませんかっ!!?」
はぁーっと深いため息をついて椅子に深く座り込み、メフィストは紅茶を一口口にした
すると
=パチンッ=
=ポンッ=
「…はい?」
何が起きた?
『俺も菓子くらいなら出せる』