第5章 男が手料理で悪いか
「はい、終わったよルナ君?」
『…違和感、手が軽くなった気がする』
両手の爪を短く切られたルナは少し不服そうな顔をした
「まぁそのうち慣れるって!! 早く料理しようぜ!!」
『わっ』
後ろから抱きついてきた燐にルナは驚きながら受け止める
「兄さん、ルナ君が驚いてるから離れようか?」
「何で俺に銃向けてんだよ!!?;」
「…は!!? いつの間に…!!?」
銃を燐に向けていた事に気づいた雪男は慌ててしまう
『くっきーを作ろうか、燐』
「おう!!vV」
(今日はスッゴい甘い匂いが部屋中になるのかな…)
そう考えると頭を抱える雪男であった
『見ろ! 燐のせいで生クリームまみれじゃねぇか!!?』
「ぶっははは!! まるでルナがお菓子みてぇ!」
(ルナ君に生クリーム…だと…!!?)
[男が手料理で悪いか] 終
ーーーー
小さなあとがき
雪男とメフィストが裏ではキャラ崩壊ぎみ←