第3章 名前を求めるか
「貴方は何処で寝たいですか? 好きな場所に設置してあげますよ?☆」
『お前と一緒に寝る』
「私と、ですか?」
『安心しろ。 踏まれるヘマはしない、それに汚くなんてないからな』
「…貴方がそうしたいのならそれでいいですよ☆ (眠ったらモフモフぎゅーぎゅーしてやりますっ…!!!!)」
『(ゾクッ)…何かしたら許さねぇぞ…』
「…はい☆ (チィッ…!!!!)」
というやり取りして昨晩は眠ったはず……はず、なのに…
『…zZ』
(私の腕を枕にして隣で眠るこの者は誰ですか!!?;)
朝、半分パニック状態のメフィストと赤髪の青年がいた
=ポリポリ=
そしてそれを眺めながら菓子を食べるアマイモンの姿もあり
「兄上はそういう趣味をお持ちでしたのか」
「失せなさい☆」
ぱちんっとメフィストが指を鳴らせば、大きな鳩時計が現れた
「兄上待っぅっ!!」
時計の中から現れた鳩にアマイモンはくわえられてそのまま時計の中に入り、消えた
『ふわぁっ…』
「ッ…!!?」
小さくアクビをして、パチリッと金色の瞳を開いた赤髪の青年。 赤髪の青年は両手両足を気持ちよさそうに上下に伸ばした