• テキストサイズ

夢幻泡影【銀魂】

第5章 ぶっきらぼうだけど




「それで……あの、何故ここに……?わたし、捕まっちゃうんですか?」


「……言動次第だ。」


「ひっ」


トリップして警察に捕まっちゃうの!?やだやだっ!


半分土方さんに引きずられながら屯所の中へ入っていく。


「あれ、旦那のとこの……」



私たちの前に現れたのはまたもや昨日出会った沖田さん。



「あ……こんにちは……」


「土方さん、こいつどうしたんでィ?」


「…まあ、色々な。おい、近藤さんいるか」


「近藤さんなら自室にいまさァ」


「ん、わかった」


沖田さんはなにやら面白いことが待ってると感じたのか私たちの後をついてくる。


うう、どうなるのわたし……


屯所の中はとても広かった。隊士たちが訓練していたり、木刀で打ち合いなどもしている様子があった。


男性しかいなく、土方さんに引きずられる私をみて、「なんだあの子」などとザワザワしていた。


土方さんはある部屋の前で立ち止まった。


「近藤さん、はいるぞ」


そういって襖をあけるとそこには1人の男性が座っていた。


「よぉ、トシ。……ん?その子は?」


/ 48ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp