第82章 甘い私の身体〜時透無一郎 不死川実弥 冨岡義勇【R強強】
「…ねぇ、いいの?…入れるよ」
無一郎の声は普段の冷静さを失い、少し焦っているように聞こえた。
ゆきは「いいよ」とは答えなかった。
ただ、涙を湛えた潤んだ瞳で無一郎を見つめ、浅い呼吸を繰り返すだけだ。
その沈黙は、嫌がっているようには見えなかった。
無一郎は、液でぬめる自身の硬く熱り立ったものを、ゆきの濡れて柔らかく閉じる入り口へとあてがった。
自分の入れようとするモノの先に触れる柔らかな肉の感触が、狂おしいほどに僕を急かす。
「本当に入れるから…いいの?」
もう一度、確認するように、あるいは自分に言い聞かせるように呟いた…
そしてついに、無一郎は腰を沈めた。
「あ…っ、ぁ、んんっ…!」
ゆきの口から、切ない悲鳴のような甘い声が漏れる。
熱く硬い質量が、狭い通路をゆっくりと、侵入してくる。
濡れた狭い場所が押し広げられていく感覚…、ゆきの白い身体が微かに震える。
無一郎は、その結合の痛みと快楽に歪むゆきの顔から、決して目を逸らさない。
火照った頬は淡い桜色に染まり、泣きそうな表情で自分を仰ぎ見るゆきの姿は、あまりにも無防備で、あまりにも愛おしい。
「…っ、ゆき…」
完全に根元まで繋がった瞬間、全身を突き抜けるような多幸感が無一郎を襲った。
久しぶりに触れるゆきの奥は、驚くほど柔らかく、そしてきつくものを締め付けてくる。そのあまりの心地よさに、無一郎の理性が甘く溶けていく。
「気持ちいい…。ゆきの中」
無一郎はゆきの細い指を絡め取り、布団に押さえつけるようにして、再び腰を動かし始めた。
「あっ…んっ…あっ…あっ…」
外で誰が聞いていようと構わない。今はただ、この狭い部屋の中で、ゆきのすべてを自分の色だけで塗り潰したかった。
昼下がりの柔らかな光の中で、二人の体が重なり合う度に生々しい肌と肌がぶつかり合う音が部屋に響き渡る。
無一郎は溢れる快楽をこらえるように苦しそうな吐息を漏らし、ゆきの熱い奥底を何度も深く深く突き上げた。
パンッ…パンッ…パンッ…
甘く妖艶な音が響く…
外の静けさを忘れるほど、甘く淫らな行為はまだ終わる気配が無かった…。