第82章 甘い私の身体〜時透無一郎 不死川実弥 冨岡義勇【R強強】
廊下の外では、美月が耳を塞ぎ、今にも泣き出しそうな顔でしゃがんでいた。
障子一枚隔てた向こう側から漏れ聞こえるのは、愛し合う二人の剥き出しの音。
無一郎の低く熱い声と、それに縋るように甘いゆきの喘ぎ声。
美月はその場から動くこともできず、ただその場で二人だけの秘め事を聞いていた。
部屋の中では、午後の柔らかな光が、隊服をすべて剥ぎ取られたゆきの白い裸体を隅々まで照らし出していた。
一糸纏わぬ姿で布団に横たわるゆきの、恥じらいに染まった頬に、鎖骨、柔らかに波打つ胸の膨らみ。
無一郎は自身の袴を脱ぎ捨て、熱くなったモノをゆきの太ももに押し当てながら、陶酔した瞳でその身体を眺める。
「見て。昼間だから、ゆきのここ、すごくよく見える」
無一郎の細い指先が、震えるゆきの太ももの内側をゆっくりとなぞり、一番熱く濡れた場所へと迷いなく挿し込んだ。
「あ…っ、ん、んんっ…!」
久しぶりに触れる、驚くほど柔らかく、熱い感触。
指先が狭い濡れた道を割り、中を撫でるようにゆっくりと、深く突き入れられる。
指が粘膜を擦るたび、クチュクチュと淫らな水音が静かな部屋に響き渡り、ゆきの背中が反り返りに跳ねる。
「ねぇ、気持ちいいの? ここ、僕の指をぎゅっと締め付けてるよ」
耳元でわざと意地悪く囁き、指の動きをさらに速める。
ゆきはもうまともな言葉を返せず、ただ瞳を潤ませて首を振り、無一郎の肩に必死に爪を立てる。
その震える指先と、吐き出される熱い吐息こそが、ゆきが快楽に溺れている何よりの証拠だった。
「いいよ、もっと声出して。…冨岡さんの影なんて、僕が全部かき消してあげるから」
溢れ出す液を指で掻き回し、中を執拗に弄るたび、ゆきの口からは耐えきれない甘い声が漏れ出す。
無一郎は、ゆきの心も身体も自分だけの快楽で塗り替えるように、さらに深く、その奥へと指を入れていく。
「あっ…んっ、む、むいちろ…くん」
辞めてと言うのかと思い無一郎は、ゆきの顔を見た。
抵抗もせず潤んだ目で自分を見つめるだけだった。
完全に僕に委ねている…身体を…いいの?このまま君の中に入っても?
僕の好きにするよ…?ゆき…