• テキストサイズ

鬼滅~甘い恋の話~時透無一郎、冨岡義勇★R18

第74章 継子美月の罠〜時透無一郎 冨岡義勇 【R強】


その頃義勇は、はぐれたゆきを探しながら街を彷徨っていた。

「水柱様!」

名を呼ばれ振り返ると、時透の継子が立っていた。

「私達もこちらの任務なんです。無一郎様と別行動で鬼を探っております。」

「そうか…急いでいるので失礼する」
義勇は、そういい急いでゆきを探しに行こうとしたその時腕を美月に、掴まれその場に止められた。

義勇は、面倒くさそうに振り返る

「何だ?」

美月は、ニコッとしながら話し始めた

「ゆきさんとはぐれましたか?顔が真っ青だから…」

義勇は、勢いよく腕を振り払い深い溜息をついた

「失礼する」

去ろうとする義勇の背中に、悪気の無い言葉が突き刺さる。

「なぜ、二人で行動されるのですか?効率悪いと思います。そんなにゆきさんって弱いんですか?柱の助太刀をするのではなく、まるでゆきさんの護衛をしているみたいです…水柱様が…」

余りに聞き捨てられない言葉に、義勇は美月の元に歩み寄ろうとしたその時、二体の鬼が闇の中から現れた。

「鬼だ!」

「わかっております!」

二体の鬼が襲いかかるなか、美月の剣技は華麗だった。義勇は、安心して一体の鬼を任せれた。

流れる様な剣捌き…軽やかな身のこなし、簡単に鬼の頸を斬り落とした。

強い

「水柱様…お怪我は」

すぐに俺のもとに駆け寄って来て声をかけてきた。継子として申し分無い逸材だと感じた。

美月を、じっと見て義勇は固まったままだった…

「水柱様?」

「あっ…す、すまない。まだ鬼は潜んでいる筈だが今夜はもう出ないだろう。藤の家に宿泊するのはお前達も一緒だな?鴉を飛ばし藤の家に向うように時透に連絡する。お前は、藤の家に向かい時透と合流しろ。」

「水柱様は?」

「俺はゆきを探す」

「鴉の伝達を聞いて勝手に来ますよ…わざわざ…なんで?」

美月は、あきれた表情で義勇を見つめた。

「迷子になるやもしれない」

義勇は、ずっと不安そうにしていた…美月は、義勇の手をいきなり握った。

「な、何をする!?」

「私も協力いたします。ゆきさんを探すのを」

義勇は、湿っぽく触れる手を振り払い「構うな」と一言言い残しゆきを探しに向かった。

そんな義勇の後を美月は、走って追いかけて行った…。

二人が闇に消えた…



/ 643ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp