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鬼滅~甘い恋の話~時透無一郎、冨岡義勇★R18

第74章 継子美月の罠〜時透無一郎 冨岡義勇 【R強】


翌日ー

朝食を終えた頃…縁側に寛三郎が現れた。

「 伝令! 伝令!」
​「南南東ノ街へ向カエ! 街人ガ次々ト消エテイル!」
​「他ノ柱ト継子タチト合流シ、協力シテ鬼ヲ討テ! 」

そう言い終えると寛三郎は、高齢なので疲れて義勇の肩に止まった。

義勇は、愛おしそうに寛三郎の頭を撫でると「承知した」と答えた。

ゆきは、寛三郎に優しく接する義勇を見るのが好きだった。

「仲が良いですね」

そう言うとゆきは、義勇に近づき寛三郎の頭を義勇と同じように撫でた。

ゆきの距離が近くて俺の鼓動は、高鳴る…一生懸命撫でようとすればするほど俺の体にお前の体が触れる…。

その時門から声がした…その声に驚きゆきがよろけた…

咄嗟に頭を打たないように義勇がゆきを庇うように倒れた。

寝転ぶ義勇の上にゆきが、倒れ込む形になっていた所に誰かが門から入ってきた。

「す、す、すみません!見るつもりじゃなかったんです!」

その声の主は…

「た、炭治郎くん!?」

義勇の上で、無邪気な笑顔を向けてゆきは、叫んだ。義勇は、赤くなりながら起き上がり炭治郎に声をかけた。

「久しぶりだな。元気だったか?どうしたんだ?」

「次の任務に行く前に義勇さんに会いたくて来ちゃいました。」

ゆきは、邪魔になると気を利かせ席を外した…。

‐‐‐

「炭治郎、今から任務に出るからあまり長く話せない。」

炭治郎は、言いにくそうな表情をして義勇を見た…

「噂でゆきと時透君が、婚約解消したって聞きました」

「そうか…」

「義勇さんずっとゆきが好きだったでしょ?」

義勇は、赤くなり慌てて炭治郎を見た。

「匂いでわかりますよ…」その言葉を聞き、

聞いてはいけないことを俺は炭治郎に聞こうとした…

「ゆきからは…どんな匂いがするんだ?誰を今想っているんだ?」

炭治郎は、はっとして目を見開いたがすぐに深く深呼吸を、一つした。

「それは…言えません…秘密です」

義勇は、噛みしめるように何度も頷いた。

「秘密か…当然だな…そんな事を言えないよな…わかった。炭治郎困らせて悪かった。」

「義勇さんの想い届けばいいですね。」

炭治郎の笑顔が、とても眩しかった。







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