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鬼滅~甘い恋の話~時透無一郎、冨岡義勇★R18

第71章 新しい継子〜時透無一郎 冨岡義勇


無一郎は、生け垣の辺りで物音がするので様子を見に行った。

そこには、ゆきがこちらを見て立っていた…。

「ゆき…」

ゆきは、手に持っている包みを見せなが「あ、あの…さ、差し入れ持ってきたの…」と笑いかけた…だが…

無一郎は、いつもと違いどこか冷たい態度のように感じた。

「外に一人で出れるの?」

「う、うん…無一郎くんに会いたくて…しのぶさんの許可を貰ったの」

「ふーん」

どこまでも冷たい視線で無一郎くんは見てくる…

何で?

こっちに歩み寄ってもくれない…

中に入っておいでも言ってくれない…。

「あの…無一郎くん!」

ゆきの声にかぶせるように、無一郎の継子の声が重なる 

「無一郎様!休憩しましょう!お団子作りましたよ〜早く〜」

ゆきは、手に持っていた差し入れをぎゅっと握った…。それもお団子だったから…

昔まだ無一郎の継子だった頃に、作ってあげたら美味しいと食べてくれた団子だった…。

「呼ばれたからもう行くね…手に持っている差し入れ何?」

無一郎は、差し入れの包を指さしながらゆきに尋ねてきた。

「あ…の…私の作ったお団子…」

すると無一郎から信じられない言葉が出てきた…。

「作ったのがあるみたいだから、いらないや…持って帰って冨岡さんと食べれば?」

「えっ?」


ゆきは、驚いて無一郎の顔を見た…冷たい目…冷たい表情…
何が起こっているのか理解できない…

思わず地面に、包を落としてしまいそのまま走ってその場を去った…。
 
淋しい表情されても…僕はもう知らない…

冨岡さんに慰めてもらえばいいよ。

胡蝶さんから、柱合会議の時聞いた。僕が任務に出ていた一週間の間に…あいつは、冨岡さんと不死川さんに男性恐怖の克服の練習と称して毎晩代わる代わる不貞を…

僕は絶望した…だってゆきがそんな事を…

そして僕が、悩んでいた時に継子として美月が来た

彼女は、頑張り屋で綺麗だった…

今の僕の心を癒やしてくれる。

ゆきが走り去った後無惨にも団子が砂だらけで地面に落ちていた…。

無一郎は、しのぶの嘘の話を信じ切っていたのだった…。

しのぶにより絡まされた糸…無一郎とゆきのすれ違いの日々の始まりだった…






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