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鬼滅~甘い恋の話~時透無一郎、冨岡義勇★R18

第69章 淫らな六つの夜〜時透無一郎 冨岡義勇 不死川実弥【R強強】


ゆきは、寒さで目を覚ました…。

ぐっすり眠れたので、体の気怠さは消えていた。体を起こし寒さで、自身の体を抱きしめた。

「えっ?」

浴衣を着ておらず袖からも脱げてベッドに広がっていた…帯紐は、ベッドの下に落ちている。

「何?これ?何で裸なの?」

胸元に目をやると、赤い花びらが沢山散っていた…。

「えっ?」ゆきは、すぐに義勇の事が頭に浮かんだが、部屋には居なかった…ただ扉が無造作に開けっ放しになっている。

ゆきは、不思議に思い浴衣をきちんと着直して廊下に出た。

朝早いので、寒く廊下も冷え切っていた。

突き当たりの部屋に近づくにつれ、物音と激しい息遣い切迫したような男の声が聞こえてきた。

​「…っ、胡蝶、やめろと言っている…!」

​「あら、そんなに強く振り払わなくてもいいではありませんか」

​聞き慣れた二人の声…ゆきは聞いてはいけない事を聞いていると思いながらも、吸い寄せられるようにふすまを細く開けてしまった。

​「あ…」

​視界に飛び込んできたのは、朝の淡い光の中で乱れた隊服を必死に整えようとしている義勇と、その目の前で肩を露わにしたまま微笑むしのぶの姿だった。

​義勇の隊服のボタンは開き、胸元が大きく剥き出しになっていて、しのぶもまた、着崩れた羽織を直そうともせず、義勇の至近距離に立っていた。

​たとえ何も起きていなかったとしても、この状況でその言葉を信じられるはずはなかった。今まさに事を終えて、慌てて身なりを整えているようにしか見えなかった…。

​「ゆき…っ!?」

ゆき​の存在に気づいた瞬間、義勇の顔から一気に血の気が引いたのがわかった。

「あ、あのご、ごめんなさい!すぐ出ていきます。」

ゆきは、慌ててふすまを閉じて出て行った。

義勇は、すぐに誤解を解きたくて追いかけようとしたが、しのぶに腕を引かれた。

「いいじゃないですか?ゆきさんは時透くんの婚約者…冨岡さんも忘れれる良いきっかけになりますよ。」

義勇さんとしのぶさんは、良い仲だったじゃない…何動揺してるの…でも、この胸にある唇の跡は義勇さんよね?昨日私の側に居たし…記憶には無いけど…私にこんな事した後にしのぶさんと?

もう頭が混乱する…無一郎くん早く帰って来て…


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