第69章 淫らな六つの夜〜時透無一郎 冨岡義勇 不死川実弥【R強強】
指先を這わせるたび、ぬるりと絡みつく蜜の熱さに、不死川の理性は今にも弾けそうだった。
震える指が、ゆきの奥へとゆっくりと沈み込んでいく。初めて指で感じる女の中…
「…ッ、熱ィ…っ。中まで、こんなに…」
初めて知る女の微かな喘ぎのような吐息を耳元で受け、彼は息を呑んだ。
熱に浮かされ、ぐったりと力なく横たわるゆきを壊さぬよう、たくましい指で中の柔らかな場所を、優しく、優しく撫でた…。
「…おい、ゆき。…痛くねェか? 嫌なら、嫌だって言え…」
返事が返ってくるはずもなく…熱で魘されぐったりとしたゆきの首筋に顔を埋め、不死川は自分の耳元で、微かに喘ぐその声に酔いしれていた。
指を抜くことさえ惜しむように、不死川はその熱く濡れた奥を、やり方も分からぬまま本能的に、かき回し続けた。
反応がないことをいいことに、不死川は欲望のままにその唇を奪った。
熱に浮かされた吐息を飲み込み、唇が触れ合う音と指を動かす度に響く溢れる液のピチャピチャと言う音だけが静寂に響く。
指先から伝わる内側の熱と、口内に広がるゆきの甘い味。
動かぬ身体を組み敷き、一方的に注ぐ愛情はどこまでも深く、甘かった。
「…返事しねェのが悪いんだぜ、ゆき」
理性のタガは外れ、彼は指をさらに深く弄りながら、動かぬゆきの体を貪り続けた。
‐‐‐
その頃
義勇は、落ち着かない様子で寺の周辺の警備に勤めていた。
「冨岡さん?任務だったんですか?私も!」
その声の主は、甘露寺だった。義勇は、甘露寺にゆきが、熱を出していることを話して警備を代わってもらえるか聞いてみた。
「いいわよ!早く蝶屋敷に行ってあげて!それは大変だわ!」
甘露寺は、快く任務を代わってくれた。
「すまない。恩に着る」
「しのぶちゃんには、私から伝えておくから冨岡さん早く!早く走って行ってあげて。ゆきちゃん無一郎くんは、任務で居ないし…。心細いと思うから。師範の冨岡さんが、側に居てあげないと!」
甘露寺は、大きく手を振って見送ってくれた。
ゆき…大丈夫なのか?不死川…何もしてないだろうか…
取り敢えず急げ!早く…ゆきの元へ…
もう誰にも触れられたくない…
ゆき…