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鬼滅~甘い恋の話~時透無一郎、冨岡義勇★R18

第69章 淫らな六つの夜〜時透無一郎 冨岡義勇 不死川実弥【R強強】


その頃蝶屋敷ではー

  「むいち…ろくん…」
​不死川は荒い息を吐きながら、自分を別の男の名で呼ぶゆきに翻弄されていた。

熱に浮かされたゆきは、はだけた浴衣の隙間から熱気を逃がそうと、白く柔らかな胸元を無防備に晒している。

激しい呼吸に合わせて上下するその膨らみは、汗ばんで熱で肌が桜色に染まっていた。

​「むいちろう、くん…どこ…? こっち、きて…」

​虚空を掴もうとする指先、自分を見ているようで見ていない、潤んだ瞳。

そのあまりに可愛らしく、愛おしい無一郎を探す姿に鼓動が速くなる…

​「誰が、無一郎だ。目の前にいんのは俺だろうがッ!」

​我慢の限界だった。不死川はかろうじて保っていた理性を力ずくでねじ伏せ、その大きな掌をゆきの胸元へと向かわせてしまった。

​「あっ…む、むいちろ…くん」

​熱を帯びた、驚くほど柔らかな胸が掌の中で形を変える。

指先が吸い付くように肌に沈み込み、心臓の鼓動が直接に掌を打った。

突然の刺激に、ゆきがびくりと背中を反らせて、微かに甘い声を上げた。

密かに、不死川もゆきへの思いを募らせていたので止まらなかった。
昔屋敷でゆきを預かった時に、間一髪の所で理性が働いた。

だが、今は…ゆきは俺を時透だと勘違いしている。
このまま俺が、山賊の感触を上書きしてやろうか?

頭では迷っているのに、体は止まらなかった。

熱に犯されたゆきの体は熱い…俺の体が冷たいのが心地良いみたいで、やたらとしがみついてきやがる…。

頭では、駄目だと思っているのに、俺は隊服の上着を脱ぎ捨てた…。

そして、肩まで乱れ開いたゆきの浴衣をなおも開き体を露わに開いた…。

熱に魘され潤んだ瞳で焦点も合わずに俺の背後に手を伸ばし名を呼ぶ…

「むいちろ…くん…」

気が付いた時には、俺は唇を重ねてしまっていた。

何度も角度を変え熱い吐息を、吐くゆきの唇を堪能し続けた…二人の唾液が糸を引くぐらい…何度も…何度も…

甘くてうめェ…こいつの唇は…山賊の感触も時透の感触も忘れちまえ…

そして…冨岡の感触も…忘れちまえ…

チュッ…クチュ…チュ… 

不死川は、ゆきの唇に夢中になり病室には、唇が触れ合う甘くて切ない音が鳴り響いていた…


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