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鬼滅~甘い恋の話~時透無一郎、冨岡義勇★R18

第69章 淫らな六つの夜〜時透無一郎 冨岡義勇 不死川実弥【R強強】


「うなじの跡……?」

​不死川の言葉に、ゆきはぴたりと止まった。

昨夜、山賊の汚らわしい感触に震える悪夢を塗り潰したのは、熱く甘い何処か懐かしい愛撫だった。かつて深く愛し合い、肌を重ねた義勇。

彼は、ゆきがどこを愛でられれば恐怖を忘れ、安らぎに沈めるかを誰よりも知り尽くしている。

​  あの心地よさは、義勇さんだったんだ…
​無一郎くんという婚約者がいながら、かつて愛し合った義勇さんが与える快楽に救われてしまった。

山賊の恐怖から自分を繋ぎ止めてくれたのは、間違いなく義勇さんの体温だったんだ…。

そんな事を考えているうちにゆきは、混乱してきた。

「も、もう本当に今夜は二人とも帰ってください!」

あまりのゆきの気迫に、不死川も義勇も渋々病室を後にした。

蝶屋敷から二人が去っていく姿を、しのぶは屋根の上に座り眺めていた。

「あらあら…結局誘惑はされなかったようですね。」


こうして四日目の夜は更けていった


‐‐‐‐

そして五日目…

ゆきは、昨夜水を被ったあとにきちんと拭かずに過ごしてしまい熱を出してしまっていた。

「ゆきさん。手拭いで額を冷やしているのでまた後で変えに来ますね」

「アヲイさんありがとう」

「いえ。お気になさらず」

私は、本当に弱いなぁ…熱を出してしまうし…迷惑かけてばっかりだ…体が熱いしんどいよ…山賊の夢見たくないな…だけど意識が遠のく…
無一郎くん…早く帰ってこないかな…無一郎くんに会いたい…体が熱い…息苦しい…

ゆきは、高熱にすっかりやられていた。


その頃蝶屋敷の廊下ー

不死川は、しのぶからゆきの発熱と義勇との合同任務が今夜ある事を聞かされた。

そこへ、負傷兵の対応に追われるアヲイが駆け寄る。

​「不死川様!怪我人が多くて手が足りません。ゆきさんの看病をお願いできませんか?」

「あらあらそれは大変!不死川さんゆきさんを今晩お願いできますか?」

不死川は、しのぶがゆきに言った言葉を思い出した。「胡蝶…お前ゆきが俺を誘惑するとか思ってるんじゃねェだろうな?」

「それは思いません。だって彼女は無自覚にですもの。ではゆきさんを頼みますよ…」





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