第65章 雪山での秘密の情事〜冨岡義勇【R】
「私…義勇さんがわからない…私の事嫌いなのに…なぜこんな事をするんですか?」
義勇は、その問いには答えずに…ゆきの太腿の間に指を這わす…
甘い液は流れ溢れ…体が急激に熱くなるのがわかる…
「あっ…やっ…こんなの…いやっやめて!」
二人が、冷えた山小屋の中で激しく絡み合うので熱気が水蒸気となって上がる…
ゆきの甘い声が冷えた山小屋に響く…
「あっあっ…」
寒さなんか…くじいた足の痛みなんか…全部忘れてしまう…
義勇さんの鼓動が胸に伝わってくる…何で…嫌いなくせに…体だけ…いつも…求めてくるの?
ゆきは、義勇の隊服にしがみついてイキそうなのを我慢した。
体がどんどん暖まる…いや…熱くなる…燃え上がるくらい…
義勇の指が引き出す甘い疼きに、ゆきは思考をかき乱される。
嫌われているはずなのに、与えられる快楽はあまりに情熱的で、その矛盾がさらに心を締め付けた。
「ぎゆ、さん…やめて!嫌いなくせに…体だけ…いつも…何で?」
すがるような問いかけも、重なり合う肌の熱に溶けて消えていく。
義勇の心臓の鼓動が、トク、トク、と力強く背中に伝わり、義勇もまた決して冷静ではないことを物語っていた。
その時、遠くで雪を踏みしめる微かな音が響いた。
「こっちだよ。この先に、古い小屋があるはずだ」
無一郎の透き通った声が、少しずつ近づいてきた。
無一郎は隠たちを従え、迷いのない足取りで雪道を登ってきていた。
「雪が弱まったから、今のうちに二人を保護しないと。嫌な予感がするんだ、早く行こう」
無一郎は無表情ながらも、どこか焦った様子で前方の闇を見つめた。
小屋の中では、ゆきがその気配に気づき、ハッと息を呑んだ。
「だめ…誰か、来る…っ! 義勇さん、やめて…」
しかし、義勇は止まるどころか、ゆきの腰をさらに強く引き寄せた。
義勇の体温が、指先が、より深く、激しく、ゆきを快楽へ導いてくる。
「あっ…んっ…やめてくださいっ…」
俺は今もう正直見られてもいいと思っている…
「お前が果てるまでやめない」
見られて俺達の関係をみんなに見せたい…
時透にも…
「ぎ…ゆう…さん…っほんとに、や、めっ」
その時勢いよく山小屋の扉が開いた…