第77章 私は誰が好き?〜時透無一郎 冨岡義勇 不死川実弥 【R強】
「不死川には、何をされた。隠さず言え。」
義勇の低い声が鼓膜を震わせ、ゆきは絶望感に震えた。
逃げ場のない腕の中で、ゆきは震える唇を割り、小さな声で告白する。
「…首筋に…ちゅって…触れられて」
その言葉が終わるか否か、義勇はゆきの白い項へと唇をよせた。容赦のない熱い感触に、ゆきは短く悲鳴を上げた。
「あっ…!」
「次は?」
「こ、腰を、強く…抱き寄せられて…」
義勇の大きな掌が、言われた通りにゆきの細い腰を自身に引き寄せた。
なぞられるたびに、不死川の感触が義勇の熱で上書きされていく。
「それだけか。胸は、どうした」
鎌をかけるような義勇の視線に、ゆきは息を呑んだ。一番言いたくない。
「…っ、それは、何も…」
「嘘だな。胸に跡が沢山ついている。」
義勇の指先が、隠そうとするゆきの胸元へ伸びる。先端が微かに尖っているのを見逃さず、義勇は真剣な目をしてゆきに聞いた。
「吸われたんだな。ここを」
図星を突かれ、ゆきが顔を覆った瞬間、義勇の唇がその一点に吸い付いた。
弾けたような快感に、ゆきは理性を失い、縋り付くように義勇の背中へ爪を立てる。
「あ…っ、義勇、さん…!」
箍の外れた義勇の愛撫は、もはや止まることを知らなかった。
私の胸を両手で包み込み…義勇さんは親指で先を撫でてくる…身体が、勝手に波打つように反応しちゃう…。
そしてまた…口に含んで中で転がす…駄目…頭が真っ白になる…
義勇の片手が、胸から離れてお腹を通り越し下腹部を撫でてきた…
ゆきは、慌てて手で抑えた…
「ぎ、義勇さん駄目、やめてください」
「ここも、不死川は触っているはずだ」
ゆきは、真っ赤になりながら否定した。
必死に拒むゆきの手に、義勇は静かな執着を滲ませた。
「嘘だ。あいつと二人きりだったのだから、触られていないはずがない」
義勇は震える脚を割り、山賊の記憶で強張る身体を甘い口づけで宥めた。
「怖がらなくていい。力を抜け」
熱い指先が湿った蜜の中へとゆっくり、優しく沈み込んでいく。
「や、やっ…だめ」
「大丈夫だ…じっとしろ」
ゆきの身体は、反り力が入る…。