第56章 クリスマス前の任務〜冨岡義勇 時透無一郎
戻ると義勇と百合は、何やら距離が近く話していた。
「三田さんちょっと私風に当たってくるね」
ゆきは、部屋を出て行った。
「広いお屋敷…」
廊下を歩いて中庭に出た場所に、百合の父親が立っていた。
「ゆきさんお願いだ。冨岡さんの前から消えてくれ継子も鬼殺隊も辞めて欲しい」
いきなりの事で驚いた…
「君がいなければ娘は冨岡さんのお嫁さんになれていた。婚約が破談になってからあの子はずっと家から出ずに口も効かなくなった。だが、今あんなに元気になっている。お願いします…」
継子を辞めろって?鬼殺隊を辞めてどこかへ行けって事?
ゆきは、雪が降り積もる中中庭で立ち尽くしていた。
暫く帰って来ないゆきを心配して三田が探しに来ていた。
「ゆき!?何してるんだ?」
走り寄った。頭にすっかり雪が積もっていた。
「風邪引くだろ?酔っちゃったか?大丈夫か?」
「…三田さん…」
いきなりゆきが、俺に飛びついてきた…。びっくりしたと同時に嬉しかった。
ゆきを抱きしめると体が冷え切っていた。
「取り敢えず中に入ろう…」
屋敷に入ると使用人が、待ち構えていた。
「お部屋を用意しておりますのでどうぞ…」
三田とゆきは、部屋に通された。
「ごゆっくり…」
部屋には薄暗い行燈の灯りのみで、すでにお布団が敷かれていた。
しかも一組だけ…
ゆきは、慌てて部屋から出ようとした…しかし
三田に抱きしめられた。
「ちょ、ちょっと辞めてよ冗談」
「違う…俺はお前が好きなんだ…」
三田は、ゆきにくちづけしようとした…
「いやっ!やだっ」
ゆきは、暴れて逃げた…しかし腕を掴まれ布団の上に引きずられた。
「いやっ!やめて!」
三田は、止まらなかった。
「好きだ」
隊服を脱がされていく…
「いやっ!離して」
「離さない!」
「嫌だ!触らないで!助けて!」
ブラウスを開かれ胸が露わになった。三田が、それに触れる…
「嫌だ!やめて触らないでよ!」
ゆきは、泣き叫んだ
「義勇さん!義勇さん!助けて!」
三田は容赦なくゆきの服を脱がしていく…
「ほんとに辞めて…」