第55章 白い雪〜時透無一郎 冨岡義勇【強R18】
見るとゆきが、俺の裾を引っ張りながら座っていた。
顔は、赤く火照っていて瞳は潤んでいた…。
俺が無理強いしたので、体調でも悪くしたのかと焦りすぐに起きた。
三田はまだ寝ているので起こさないように静かに聞いた。
『どうした?しんどくなったか?』
ゆきは、潤んだ目を下にそらし首を横に振った
義勇は、よくわからなくて困ってしまった…。
すると突然ゆきが、義勇の首に手を回してきた。
そして耳元に口を近づけた…
『足りない…』
俺の心臓は止まりそうな位大きく鼓動をうった。
『えっ?』
『寝れないです』
義勇は、取り敢えずゆきを連れて部屋を出た。
廊下を歩いて、宴会のための部屋を見つけたのでそこに取り敢えずゆきと入った。
義勇が、ゆきを抱きしめようとした時にゆきが、真っ赤になって俺を突き放した。
「あ、あの…すいません。さっき何で部屋であんな事を言っちゃったのか?廊下を歩いていたら酔いも完全に冷めちゃって…私…なんて大胆な事を…すいません…」
ゆきが、真っ赤になって下を向きオロオロしていた。
義勇は、ゆきの両手を持った…
「嬉しかった…お前に求められて」
ゆきは、顔を上げて義勇の目を見た。
青い瞳が、わずかに潤んで見えた…
「義勇さん」
だめだドキドキする…何なのこの気持ち…最近ずっと義勇さんになるの…
どうしよう…無一郎くんは?私が好きなのは無一郎くんでしょ?
何してるの?自分…しっかりして!
何でドキドキしてるのよ!
「明日も任務だから部屋に戻ろうか」
「はい」
「少々残念だが…」
二人は部屋に戻った…。
翌朝
三田が目を覚ますと、義勇はもう起きており隊服に着替えていた。三田も慌てて準備をしようと起きた。
「おはようございます!」
「静かにしろ」
よく見るとまだゆきが、眠っていた。
「もう少し寝かせてやりたいから静かに着替えてくれ」
「はい」
ほんとに、柱ってゆきに甘いよな…普通叩き起こすだろう。
「う〜ん」
寝返りをうったゆきの声が色っぽく思わず三田は目がいった
「着替え終わったなら顔でも洗ってこい」
「は、はい」
柱に俺はすごく警戒されている