• テキストサイズ

鬼滅~甘い恋の話~時透無一郎、冨岡義勇★R18

第53章 十二月の夜〜冨岡義勇【微R】


       「し、師範!?」

義勇は、鋭い目突きで三田を睨んだ。三田は、ゆきの顔を見た。

「し、師範!二人でじゃれてただけです。すぐにお稽古に戻らなくてごめんなさい…」

今にでも、三田に何かしそうな雰囲気の義勇の腕を掴みながらゆきは謝った。



夕方ー

稽古も終わりゆきは、三田と話していた。

「言った通り柱が来ただろ?」
「うん…びっくりした」
「柱ってさ…ゆきの事を好きだろ?」

ゆきは、驚いて三田を見た。

「そ、それは…」

ゆきは、困った顔で下をみた。

「こんな事聞くの気が引けるけど…噂があるけどゆきは、元師範の霞柱と恋仲なのか?」

真っ赤になりながら三田の方をゆきは見た。

「こ、答えたくなかったらいいから」


三田は、じっとゆきの横顔を見た。

「私は…無一郎くんが好きなの」

やっぱりなと思った。ゆきが、霞柱の屋敷に通っている事は噂にもなっていたからだ。

三田とゆきが、親密そうに話している様子を義勇は、たまたま見てしまった。


夜にゆきは、義勇の部屋に呼ばれた。

「三田といつも一緒だな」

「はい…」

義勇は、また意地悪な事を言ってしまった。

「時透が、会いに来ないから三田で寂しさをまぎらわしているのか?」

「違います!」

「でもお前は三田にべったりだ」

三田さんは…何でも話せる友達なだけなのに…。やっと出来た友達なのに…

「駄目ですか?」

義勇が、立ち上がりゆきを抱き寄せた。

ゆきは、びっくりして言葉が出なかった。

「寂しかったら俺が抱きしめてやる。」

「ぎ、義勇さん?」

「あの夜が忘れられない…時透がお前を大切にしないなら俺が貰う」

義勇は、ゆきの頬に手を添えて親指で唇をなぞる。

「俺に嫉妬ばかりさせるな…気が狂いそうになる」

義勇の唇が、ゆきに近づいてきた…。

「ま、待って!無一郎くんはきっと任務で忙しいだけだと思います。」

「俺なら忙しくても会いに来る…」

両手首を強く握られた。拒むことを許さないかの様なくちづけを義勇はゆきにした…。

何度も唇を合わせては外す…ゆきの唇を味わうようなくちづけだった。


/ 507ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp