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鬼滅~甘い恋の話~時透無一郎、冨岡義勇★R18

第51章 愛おしい四日間〜冨岡義勇【R強強】


「はぁー…。部屋は息が詰まる…」

ゆきは、お風呂に浸かりながら溜め息をついた。

義勇さんが、よくわからない…私の事を好いてくれているのはとてもわかる、だけど同時に体もすごく求めてくる…

それに、さっき体も欲しいって言ってたし…。

部屋に戻るのが怖い…。

その時お風呂の戸が開いた。誰か来たと思いゆきは慌てて後ろを向いた

「誰…?」

湯船の中に腕が伸びてきた

えっ?誰?何…怖い…女の人?男の人?

そんな事を考えている間に後ろから抱きしめられた。

「…」

叫ぶ前に口を抑えられた。ゆきは、怖くてもがいた。

すると耳元で囁かれた。

「ゆき様が夜中にお風呂に入る事を隊士の子に教えてもらいました…ここで私と会いたい旨も聞きました。」

えっ?なにそれ?もしかしてゆずって子の仕業?私を陥れたの?この声は、隠の田中さんだ…

「…んっ…」

口をしっかりと塞がれ声を出せない…。

「ゆき様の体柔らかい…」

体中が、その言葉にゾクゾクした…。怖い…助けて…

誰か来て…無一郎くん…

隠の手がゆきの胸に触れた…。

嫌だ…気持ち悪い…触られたくない…嫌だ…

「ゆき様から誘っていただけるなんて光栄です」

隠の手が、ゆきの胸を堪能するように弄る

耳に、舌も這わしてそのまま頬まで移動してきた

怖いよ…怖いよ…助けて…まだ体も本調子ではないので力も出ない…



その時お風呂の戸が勢いよく開いた。

「何をしている!?」

その声を聞きゆきは、涙が出た

     …義勇さん…

義勇は、隠を引き離した。
胸ぐらを掴んで睨んだ

「何をしている?俺のゆきに」

あまりの圧に隠は腰を抜かした。

義勇が、ハッと気づき湯船の中のゆきを見た。

過呼吸になり苦しそうにしていた…

「早くここから出ていけ!」

隠を風呂場から追いやり慌てて湯船からゆきを出した。

「こ、怖かった…来てくれてよかった」

義勇は、自分の羽織を脱いでゆきを覆った。

「大丈夫だ…もう怖くない」


部屋に戻ってもゆきは、ずっと怯えていて見ているのが可哀想だった。

それに俺からずっと離れなかった。













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