第50章 嫉妬の果て〜冨岡義勇 時透無一郎【R強】
このお屋敷で、気が許せる人なんて…私には義勇さんしか居ないよ…
義勇さんがいい…無視されて冷たくされてるから来てくれないかも…?
「…でも…わたし、今嫌われてるから来てくれないかも…」
虚ろな目をして荒い息遣いで、ゆきが言った。
「このお屋敷で頼れるのは…義勇さんしか居ないから…」
そのままゆきは、目を閉じた。しんどそうに荒い息遣いだった。
義勇は、ゆきの隊服のボタンを一つづつ外していった。中のブラウスのボタンに手をかけた時に、ゆきに、手を掴まれた。
「や、辞めて…義勇さんを呼んできて…」
あの隠しだと勘違いしているのか?
義勇は、ゆきの耳元で囁いた。
「大丈夫だ。俺の手だ…」
「…義勇…さん?」
「そうだ俺が脱がしているから安心しろ」
ゆきは、急に大人しくなり体を義勇に委ねた…。
隊服の中に隠れていた、綺麗で白い肌は熱で赤く火照っていた。
水で濡らした手ぬぐいを、体に当てるとびくっと体が反応した。
腕や、脇、背中、胸を丁寧に拭いてやった。
熱でうなされている表情は、ゆきを抱く時に見ている表情にも似ていた。
こんな時に、俺は欲情している…。
胸の先の膨らみに、触れてみた。熱でしんどいながらもきちんと体を反らし反応してくれる。
堪らなくなり、舌で舐めてみた。
もっと良い反応をゆきは、見せた。首筋にも舌を這わすとゆきは、甘い声をあげた…
どんどんゆきの体が、快感を得ている事がわかった。
俺は、大胆にもゆきの下腹部に手を伸ばしていた…。
ベルトを緩め手を中に滑り込ませた。
指をそっと入れて触るとぬるっとした感触に触れ十分濡れている事がわかった。
ゆきは、熱でうなされているが確実に俺の愛撫でも快感を得ていた…。
本人は、夢うつつで何もわかっていないと思われる。
ゆきの中に指を入れるといつもより遥かに熱かった。
熱のせいかいつも以上に感度が増しているようにも感じた。
「あっ…ん…」
熱のせいで喘ぎ声はかなり控えめだった。罪悪感を抱きながらも愛おしい女を目の前に、止めれなかった。
ゆきの中から指を抜いて濡れた指を舐めた…。
そして自身の隊服のボタンを外していった…。