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鬼滅~甘い恋の話~時透無一郎、冨岡義勇★R18

第36章 逢引と移り香〜時透無一郎 冨岡義勇


無一郎は、鬼が出た街に着いた。もう日は暮れているが街は賑わっていた。

こんな賑わっている場所より路地を偵察してみよう。

無一郎は、人けのない路地に入って、どんどん奥に進んでいった。

突き当りでうずくまる人を見つけた。…いや…うずくまっていなかった。

人を食べようとしていた…鬼だった。

無一郎は、素早く刀を抜いた。

「霞の呼吸…肆ノ型 移流斬り」

斬れたと思ったが半分切った所で素早く避けられた。

「はっ?案外素早いんだね」

鬼が避けれたと思っていたがすでに無一郎に実は、斬られていた。

そのまま鬼はその場に頭を切り離され倒れた。

鬼に襲われていた人の元へ向かった。女の子なのがわかった。うつ伏せになっていたのを抱き起こした。
顔を見て言葉を失った…。

「凛!?」

まだ息はあった。何で凛が?

でも確か凛の家である寺はこの先だった。

「無一郎…くん…たすけて、くれた…」

「しゃべるな!傷が開く
すぐに胡蝶さんの所に連れて行ってあげるから」

「ありがとう…」

無一郎が抱えて移動しようとした時に、ゆきの香りが風にのってしてきた…。

なんでゆきが?もしかして着いてきたの?振り返ると…。

「時透大丈夫か?」

冨岡さんだった…確かに冨岡さんの体からゆきがいつもつけている練香水の香りがしていた。

「その子は…お前の…なぜここに?」

「蝶屋敷に今から連れていきます」

二人で、蝶屋敷へ向かった…

凛が苦しそうで心配だ。だけど少し前を走るあの人からずっとずっとずっと

漂ってくる…いつもの安心するあの香りが…

ゆきの香りが…

なんであなたからその香りがするの?

香りが移るくらい触れ合ったの?

今日はいったい二人で何をしていたの?

あなたの屋敷で二人で何をしているの?

「時透、鬼が一体いる 俺は斬ってから蝶屋敷に向かう先に行け」

そう言い残し義勇は、鬼の方へ方向を変えて行ってしまった。

義勇の去ったあとにも、ゆきの香りが残っていた。


〜〜〜

無一郎は凛を蝶屋敷に連れて行った。

しのぶに、傷は浅いが鬼に襲われ心が弱っているのでしばらくは側に居る事と言われた。

無一郎は、迷ったが蝶屋敷に泊まることにした。ゆきには、鴉を飛ばして泊まることを伝えた。




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