第34章 それぞれの想い〜冨岡義勇 時透無一郎
不死川さんは何かと私を気にかけてくれる。優しい人
口は悪いけど怖くない…
一度襲われそうになったけど根はいい人だから今は気にしていない。
今もずっと私が蝶屋敷を出た後にどこで暮らすのがいいか考えてくれている。
〜〜
「ゆきちゃんお久し振り〜元気だった?」
不死川さんと話していると同じく蝶屋敷で療養中の甘露寺さんに会った。
「甘露寺さんはもうお体大丈夫ですか?」
「うんうん。今日蝶屋敷を出れるのよ〜それでもうすぐ伊黒さんがお迎えに来てくれるの〜」
いつも元気いっぱいの甘露寺さん優しくて可愛くて大好き。
「お前ら二人ほんと仲いいよな〜」
「やだぁ不死川さん恥ずかしぃ〜」
ほんとに仲良いと思う。お互い相手しか見てないし…理想の仲だと思う…。
「あらっ!無一郎くん〜里以来だね?体はもう平気?私は今日蝶屋敷出れるよ!」
無一郎と凛が立っていた。無一郎はもう隊服に着替えていた。
「僕も今日出れるそうです。」
「あれれ?お隣の子って前居た…無一郎くんの継子だった子じゃない?」
「凛です!また無一郎くんの側に居させてもらってます。継子としてではなく」
甘露寺は、ゆきの方をみた。
えっ?どういう訳?ゆきちゃんは無一郎くんとそういう仲じゃなかったっけ?
もしかして、冨岡さんとゆきちゃんが?
無一郎は、ゆきの目の前に立った
「早く隊服に着替えておいで屋敷に戻るから」
無一郎はそれだけ言って部屋に戻った。
「今までみたいに時透と暮らせるのか?あとあの女全然切れてないじゃねーか?あの勢いなら屋敷に付いてくるんじゃねーか?」
「無一郎くん凛に今日帰ってもらうって約束したのに…」
不死川は、少し考えて提案した。
「ゆき時透と口をきくな!」
「え?無視しろって事ですか?」
「そうだ!とことん無視されたら何か変わるんじゃねぇか?それでもあの女を大事にするなら、もう諦めろ!」
胸の奥がズキンと痛くなった…。そうそれはどこかで少し考えたことがあった。
凛が現れてからもしかしたらいつか私が無一郎くんを諦めないといけない日が来るかもしれないと…。
不死川がゆきの頭を撫でた。
「時透も冨岡も上手くいかなかったら俺にしろ!」
不死川は真っ赤になって部屋を出て行った。