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鬼滅~甘い恋の話~時透無一郎、冨岡義勇★R18

第33章 十四歳と一九歳〜時透無一郎 【R18】


ゆきは、快楽の頂点に達する時に僕の目を見つめてくる。たまらなく色気たっぷりな目で…。

廊下では人が行き来する音が聞こえる。無理もないもうすっかり皆が行動する時間だからだ。

誰かに見られるかもしれないが、今抱きたかった。
ゆきは、息遣いが荒くなるだけで喘ぎ声を出さなかった。

面白くない…

ゆきは廊下で人が行き来するのが気になっていた。だけど声が出せない。無一郎に何も言えずされるがままだった。

無一郎がゆきの足を開いて体を割って入れてきた。
硬いものが入ってくる。体が激しく上下する。
無一郎はゆきの喘ぎ声を聞きたくて、激しく腰を動かした。
気持ち良すぎて意識が飛びそうだった。吐息は漏れるが声が出ない…

「俺のは気持ち良くないの?」

無一郎が、激しく揺れながら問う

ゆきは、顔を横に振る。

気持ちいいよ…もう何回も達してるよ…。今もほらっ…

「今気持ちよくなったの?」

ゆきは、トロンとした目で頷く。

いつ人が来るかわからないそんな状況での行為に余計に体が興奮しているのがわかった。

二人が激しく愛し合っているなか義勇は稽古に来ないゆきを迎えに蝶屋敷に向かっていた。

無一郎はゆきと体の関係を重ねる事で年の差を埋めようともがいていた。
その行為こそが大人の証拠だと思っていた。

それと単純にゆきと一緒に居ると体が欲しくなった。触れたくて口づけしたくて一緒に居て慣れて飽きていくのではなく欲求は、増すばかりだった。

激しく抱きすぎてゆきはぐったりしてしまった。
怪我もしていたし、血鬼術にかかっているのも関係していた。

虚ろな目でぐったりしているゆきを見て無一郎は我に返った。

慌てて浴衣を直してやった。それでもゆきは何度も何度も快楽を与えられ頂点に達していたので、ぐったりしてまだ余韻に支配されていた。

こんな色っぽくて、そそる姿を絶対他の男に見られたくない。
特に冨岡さんにだけは、絶対嫌だ。

〜〜

義勇が蝶屋敷に到着した。

しのぶの、姿が見えた

「胡蝶!」

「あら?冨岡さん鴉飛ばしてないのに何で来たんですか?」

「どういう意味だ?」

「昨夜ゆきさんが鬼と遭遇したんです。」

「え?」







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