第31章 お仕置き〜時透無一郎【R18強】
時透がゆきを…ガキのくせに…。
不死川は、入り口の壁際で動けなくなっていた。
「ゆきちょっと傷が痛いから上に来て。交代」
交代!?どう言うことだよ?上にって…。不死川は興味本位で部屋の中を覗いた。
無一郎の上に、浴衣が帯紐だけにひっかかり上半身裸のゆきが股がっていた。
腰を浮かして、無一郎のものを右手で押さえ自分の濡れてる場所に、ゆっくりと腰を沈めて入れていった。
無一郎は。目を閉じ天を仰いだ。
「動いて…」
ゆきは、また声が漏れないように両手で口を押さえ体を前後にゆすり始めた。
ギシギシギシ…音が響いたのでゆきは、動くのを辞めた。
「何で止めるの?」
「だ、だって音が煩いから…」
「駄目だよ。お仕置きだから続けて。早く」
「で、でも」
「俺の言う事聞いてよね。」
「でも誰かに聞かれた…っ」
無一郎がゆきの腰を押さえつけて下から突いていた。
「あっ、あっ、はっ、あっ//」
慌てて口を手で押さえた。
「何してるの声聞きたい」
ゆきは、首を横に振った。
声を押し殺すのが辛そうですごく切ない目で僕を見つめてくる。かわいいし、やっぱり愛おしい。
前までの僕なら手を口から離して押さえつけて声を出させたろうけどもうしないよ。
ゆきは、耐え切れず無一郎にしがみついた。声は頑張って押し殺しながら。
傷口が痛むけどゆきが可愛くて髪を撫でて抱きしめて動くのを辞めてあげた。
「はぁはぁ…」
ゆきの荒い息遣いを僕は、耳元で聞く…。堪らなく愛おしくなった。
「む、無一郎くん…あのお仕置きって何の?」
顔をあげて僕に聞いてきた。
「冨岡さんとしたの?」
直球の質問でゆきは心臓が止まりそうになった。
「してない!」
「うそだ…なんか体に赤い跡がついてた」
「え?」
無一郎が体を確認しようと見るがすでに跡はなかった。
一瞬自分も熱でぼーっとしてたし見間違えたのかなと無一郎は思った。
「今日冨岡さん連れてきて、直接聞くから。あの人僕に本当の事を言うだろうし。」
「でも…」
「連れてきてね。わかった?」
「はい…」
〜〜〜
不死川は、しっかり全部見ていたし聞いていた。ゆきの姿が脳裏から離れなかった。