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鬼滅~甘い恋の話~時透無一郎、冨岡義勇★R18

第31章 お仕置き〜時透無一郎【R18強】


ギシ ギシ ギシ ギシ 

病室のベッドが規則正しくきしむ音が響く。

何だろう。揺れてる?私の身体だ…それに…体が疼く…気持ち…いい?
えっ?

「ハァハァハァ…」

無一郎くんの髪が私の頬に揺れながら当る。息が荒い無一郎くんが私の上で揺れている…

私の頭がベッドの上の柵に当たらないように無一郎くんの手が頭に添えられている。

何で私こんなに、揺れてるの?

思わず声が出た。

「あっんっんっ」

    「ハァハァ…起きた?」

「えっ?あっあっ、やっ」

ゆきが目覚めたのを確認すると無一郎はもっと激しく腰を動かした。

ギシ ギシ ギシ ギシ

部屋中にきしむ激しい音が鳴り響く。

「あっあっ…な、何で急に?」

「お仕置きしてる…」

「お、お仕置き?」

無一郎は、腰の動きを緩めなかった。

「む、無一郎くん廊下に、、き、聞こえちゃう…」

「じゃあ、、ゆきが声我慢しろよ」

ゆきは、声が漏れないように両手で口を押さえた。
そのままじっと無一郎の目を見たまま快感に漏れそうな声を一生懸命我慢していた。


何だよそんな、じっと見つめてこないでよ…。時々気持ちよすぎて目線逸らした後に、息整えてまた見つめてくるの何なの?すごく俺を興奮させてるんだけど?

ギシギシギシギシギシ…

廊下に音は響いていた。


〜〜〜

不死川は、玄弥のお見舞いにバレないように夜中に実は毎日来ていた。
内心心配していたので、悟られないように夜中にこっそり来て朝方帰っていたのだ。

そろそろ帰ろうと、廊下をいつものように歩いている時にその音が聞こえてきた。

ギシギシギシギシ…

「何だ?この音は?」

音が聞こえる方に歩いていった。近づくと何やら声?息遣い?が聞こえてきた。

「ハァハァ……」

ん?何してるんだ?荒い息遣いだな?

「もう三回くらい気持ちよくなってるでしょ?」

時透の声……?

こっそり部屋を覗いた。まだ少し暗いが外は明るくなりつつある。

その上がってくる太陽の光で時透とゆきがベッドで愛し合っているのが見えた。

驚いて一瞬見るのを辞めて片手で口を押さえた。

時透と…やっぱりそういう関係だよな…。

ギシギシギシ…

ただの音なのに、その音が妖艶ないやらしい音に聞こえてくる。

ゆきの押し殺した息遣い


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