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【黒子のバスケ】宮地さんと秘密の恋を

第9章 大きな仕事








「そーいや、宮地サンは何でなっちゃんにハマったんすか?」


『(そんなこと聞く!?)』



絶対高尾くんあたしが宮地さんのこと好きなことをからかってるよね!?と少し怒りたいが宮地さんと緑間くん、クラスの子が何人かいる前でそれは言えない

どんな回答が返ってくるのか内心少々ドキドキしているのと同時に、頬がまた熱くなるのを感じた




「何でだっけな……」


「名字ちゃんは?」


『え、私!?』


「ブッハ!」


「高尾…なぜ笑っているのだよ」


「き、気にすんな真ちゃん」



高尾くんが横でお腹を抱えて笑っているのを見ながら元凶は…高尾くんなんだけど、と考えていた

また、これはどう返すべきなのか焦っていると(涼太の)お姉ちゃんの顔が脳内に浮かび上がった




『お、お姉ちゃんがなっちゃんのこと好きなんです!』


「そういや入学式のとき言ってたな」


『はい。お姉ちゃんがかなり好きで、影響…ですかね?』


「名字ちゃんは姉ちゃんか!
ちなみに俺と真ちゃんは妹が居るぜ!」


『へー。妹かぁ…』



緑間くんと高尾くんは顔が整ってるから妹も可愛いんだろうなぁ。と想像した

宮地さんは兄弟いますか?と聞こうとするとまるでそれを遮るように予鈴のチャイムがなってしまった




『…あ』


「あー…俺教室戻るわ
高尾、緑間、また部活でな」


「はい」


「えー。宮地さんとまた会わなきゃいけないんすかー?」


「高尾、轢くぞ」



緑間くんと高尾くんは宮地さんと同じ部活だから会えるのかぁ…いいなぁ。仕事がなかったらバスケ部入りたかったけど…仕事やってなかった秀徳来てなかったしなぁ

2人のことを羨ましいと見ていると宮地さんが何か話しかけようとこちらを見ていたのにあたしは気がついた




「名前」


『はい』


「お昼、暇だったら来いよ」


『…!』


「じゃ、じゃあな」



耳を赤くしなから言う宮地さんが可愛くて胸がキュン!とした気がした

お、お昼行ってもいいって言ってたよね?
その言葉にあたしの心はパアァ!と晴れ始め、その日1日笑顔だったらしい(高尾くんか突っ込まれた)











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