第9章 大きな仕事
「おは朝…見れねぇんだよ」
「なぜですか?
宮地さんおは朝見るときあると言っていたハズなのだよ」
「朝練の時間と被ってんだよ!」
『(見てくれてなくて良かった!)』
今日のは笑顔が少し引きつってたからなぁ…と自分自身のを評価するとネガティブなことしか出てこなくてブルーな気分になった
…でも、見られてないならいいよね。うん
「じゃあ宮地サン、なっちゃんのおは朝占い見れないってことっすか?」
「あ?録画予約してあるに決まってんだろ」
『(永久に残る!)』
ってことは何回もあの引きつった笑みを見られるのか…と脱力しながら宮地さんがその録画をDVDなどに焼きませんように。と願った
仕方ない…ことなのかなぁ
「緑間もし当たったらくれよ!」
「当たったら自分で行くのだよ」
『(来ないでいいです!)』
「名前お前部活入ってねぇだろ!?
当たったらくれよ!」
『い、嫌です!』
「くれねぇと撲殺すんぞ!」
『絶対嫌です!』
でも来てほしいなぁ…とか思いながら宮地さんの顔をチラリと覗く
分厚い眼鏡のおかげで少し見辛かったが、あたし的にはその行為だけで照れてしまって顔が赤くなった