• テキストサイズ

【黒子のバスケ】宮地さんと秘密の恋を

第7章 高鳴り






『宮地さーん』



「あれ、また来たんだ
こんにちはドルオタちゃん」



宮地さんのクラスによく来るせいか、あたしは宮地さんのクラスで何故かドルオタ認定されている

彼女と最初は間違われていたが、話の内容から悟ったらしい




「よっ名前」



『またなっちゃんの話しですか?』



「先週発売したなっちゃんと黄瀬だかが載ってる雑誌見たか!?」



数週間前に撮ったのがもう発売されたのかな。と思って涼太との事件を思い出す




『えっと、一応見ました』



「キセキの世代だかなんだか知らねぇが…あいつなっちゃんに手を出しやがって…轢く」



『涼太を轢く…?』



「!
黄瀬と仲良いのか?」



『私、帝光中出身なんです
だから一応キセキの世代とも面識あるんです』



サラッと決して嘘ではないことを述べて、宮地さんの反応を待つ

そうすると周りで居た人もびっくりしたのか、教室が少々静かになった




〈て、帝光中!?
あのバスケットボール全中制覇で有名な!?〉



〈文系の俺でも知ってんだけど!〉



〈キ、キセキの世代と知り合い!?
つまり黄瀬くんとも!?〉



思い思いの感想を述べている先輩達に対して、宮地さんはバスケ部のせいか今でもフリーズしている

ツンツンと頬をぷにぷに触っても怒られないのが何故か嬉しくて、さらにぷにぷに触る




『…宮地さん?』



「やめろ。焼くぞ」



『ひ、ごめんなさいぃ!
ポカーンとしてる宮地さんが可愛くて…』



「っ!!」



いった瞬間に腕で顔の下半分を隠し、顔を真っ赤にする宮地さん

そのことに気づいたあたしは自分自身も顔が熱くなるのを感じた













/ 41ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp