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【鬼滅の刃】彩りの恋(R18)短編集

第1章 群青色の恋(冨岡義勇)



『んっ……ふっ…』

クチュクチュと舌が絡み、夢中で雫の口内を貪った。


「雫……」

雫の薄い寝巻きの合わせに手を差し込むと、ビクリとする体。


「怖いか…?」


フルフルと首を振った。

『驚いた…だけです。』

「嫌だったら…すぐに言ってくれ。」


額に口付け、ゆっくりと寝間着を開くと白い肌が露わになった。


『…っ……』

ぎゅっと目を瞑る雫。


「雫…綺麗だ。」

控えめな胸の先にある、薄桃色の先端に舌を這わせると、甘い声が脳に響く。


『あっ…ん……義勇…様…ダメ…』


そう呟くと、俺の頭をグイグイと弱い力で押した。

もう片方の先端を指の腹で擦ると、徐々に硬くなるソコ。


『ゃっ……んんっ…』


下半身を擦り合わせている事に気付き、寝間着の裾を捲った。

手を滑り込ませると、既にしっとりと濡れている。



陰核を優しく擦り、ツプリと指を挿入した。

『ひぁっ……んっ……んー……』

目を瞑ったまま眉間に皺を寄せ、涙を流す雫の姿が扇情的で、上壁をゆっくりと擦った。

『ゃっ…そこ……義勇っ…さ…』

「ここがいいのか…?俺の指を掴んで離さない…」


トントンと壁を押すと、ギュウギュウと指を締め付け、食いちぎられそうになる。


『んっ……ゃっ…怖いっ……』

俺の首に腕を絡めると、強い力で抱き締める雫。

頬や目尻に口付け、耳元で囁いた。


「大丈夫だ…側にいる。」

指を増やし、手前に掻き出すと、途端に増す水音。


『ぁっ…ん……それっ……』

ビクビクと体を震わせたかと思うと


『あぁんっ……んっ…ゃっ……はっ…』

ナカが規則的にビクビクと痙攣し、全身を震わせた。


『んっ…義勇様っ……』

頬に手を伸ばす雫に深く口付け、抱き締める。


「上手に達したな…」

『達……する?』

「……今のだ。初めてか?」


コクリと頷いた。


本当に性欲の捌け口にのみ使われていたのか…


ギリっと奥歯に力が入る。


『義勇…様…』

「……?」



『気持ち…良かった……です…』


頬を赤らめ、手の甲を口につけて恥じらう雫を、心底愛しいと思った。
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