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《冨岡夢》恋い、慕う[鬼滅の刃]

第5章 呼吸




私の憶測に過ぎないけど

冨岡さんは、私に家族がいないことを話した時
私が死を望んでいるのかもしれない、と思ったんだろう。


確かに私は、元の時代で飛び降り自殺をして
生きる事を諦めたけど…


今はもう、助けてくれた事に感謝しか感じない。





『冨岡さんには、本当に感謝してます。
私もいつか…、冨岡さんを守れるようになります!
絶対になってみせます!』




思いっきり意気込んで話すと
冨岡さんは驚いて目をパチパチとさせていたけど
私の気持ちがハッキリと伝わったようだった。





「俺を守る、か…。
ならばさっさと
自分に合った流派の呼吸を身に付けろ。」


『うっ…、わ、分かってます…』





…突然の厳しい対応に心が抉られる。




確かに今の私じゃ
冨岡さんを守る事なんて到底出来ないから
言ってる事は正しいと思うんだけど…



ストレートすぎるその言い方には
全く気遣いを感じない。


はっきり言ってくれるのは
分かりやすくていいと思うけど、そんな言い方されたら、いつか誰かに嫌われちゃうんじゃない…?




「、お前は雪を見ると
心が暖かくなる…そう言ったな?」


『はい…、言いました。』


「自分に合った呼吸を身につけるということは
己の心と向き合うことが大切だ。
自分自身を理解し、受け入れ、自分の心に委ねてみろ。
そうすれば自ずと、流派は定まるはずだ。」



『はい…!
実はちょっと試したい事があるんです!!』








冨岡さんに、私のお父さんの話をした時…



思い出の記憶がフッと蘇って、思い出した事があるんだ。




雪が積もった道路を歩きながら…お父さんと話したことを…。





ーーー…







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