• テキストサイズ

《冨岡夢》恋い、慕う[鬼滅の刃]

第22章 恐怖



『色々と教えて頂き、ありがとうございました。
じゃあ、私はこれで。』

「あ、待って下さい。
実はもう一つ分かっていることが…」


『え…?』





前を向いて歩き出そうとしたら女性に引き止められ
彼女の方を振り返ると、懐から巾着袋を取り出していた。





「この巾着…、娘が落としたものなんですが…、
拾ったのはこの場所ではないのです。」

『え…?居なくなった時に
落ちてしまった訳じゃないってことですか?』


「えぇ。この巾着は私が山で山菜を取りに行った際に偶然見つけて…」


『山…?どこの山ですか?』




女性に山の事を尋ねると、近くにある標高が低い山を指差していた。

勿論その山の隅々まで探したけど
娘さんは見つからなかったらしい。

でも、探していない箇所が1箇所だけあるとか。





「あの山には古い神社があるんですが
この街の住人は、先祖から近付かないように伝えられてきてるんです…。近付くだけで祟られるとか…」


『へぇ…、それは怖いですね…』




人間が誰も近付かないような神社…



鬼が隠れ家にするのには絶好の場所だろうな…。





『じゃあ私、一度その神社まで行ってみますので、失礼します。』

「はい…、お気をつけて…」




不安気な表情の女性に対し、ペコっと頭を下げた私は、教えてもらった山に向かい始めた。





ーーー…





/ 464ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp