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《冨岡夢》恋い、慕う[鬼滅の刃]

第19章 看護 ✴︎




「フッ、義勇ハモウ既ニ
殿の尻ニ敷カレテイルノカァー」


『へっ…?べ、別に私はそんなつもりじゃなくて…!
ただ私はっ、冨岡さんが心配なだけで!!』


「良イ良イ、義勇ハ真面目デ
少々頭ガ固イカラノォ、殿ノヨウニ
チャント叱ッテクレル奴ガ傍ニイテ…、
義勇、オ主ハ幸セ者ジャ。」


「…そうだな。」


『…。あ、あの…、休ませる為とはいえ
刀を突き付けたりして…ごめんなさい…。』


「気にしていない。
あれがお前の優しさだと分かってる。
今日の警備は休む事にするが、連日寝込む訳にはいかない…。早々に回復させる為にも、少し寝る。」



『分かりました。
沢山寝た方が早く治りますからね。』





やっぱりまだ熱がしんどいのか
冨岡さんは布団に寝転がったまま目を閉じると
ほんの数分で寝息が聞こえてきた。





「デハ殿、義勇ヲ頼ンダゾ。
儂ハ御館様ト…、殿ノ鴉、カヨニモ
コノ事ヲ伝エニ行ッテ参ル。」

『寛三郎さん…、色々とありがとうございます。』




カラスにお世話になったなんて
私のいた時代ではありえない事だけど…


今回は寛三郎さんのおかげで冨岡さんと仲直り出来た…



お礼を伝えて深く頭を下げると
寛三郎さんは外へ羽ばたいて行き、姿が見えなくなってから、私は再び冨岡さんの看病に専念する事にした。






「……。ン…」




…眠っている間も時々辛そうなうめき声を上げている冨岡さん。




早く熱が下がるように
私は冨岡さんが眠っている間、額に置かれている手拭いが温くなったら冷水で冷やして取り替えて…



ひたすらそれを繰り返していると日が沈み夜になったけど、冨岡さんはずっと眠ったままだった。



…きっと任務を数多くこなしているから
体に疲労が蓄積されているんだろうな。





『早く…良くなって下さいね。』





その後、私は一晩中
経過観察をしながら、手拭いを取り替える事を繰り返していたけど…



ずっと冨岡さんの寝顔を見ていたら
睡魔が私を襲ってきて、我慢出来ずにいつの間にか眠ってしまっていた。






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