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《冨岡夢》恋い、慕う[鬼滅の刃]

第18章 憤慨




蜜「おーいっ!冨岡さ〜んっ!」

伊「…。」

「…。」





振り返るとそこには、俺に向かって大きく手を振る甘露寺と、いつも通り蛇を首に巻き付けている伊黒がいて

2人は和菓子店の前で佇んでいる俺の元に近付いてきた。





蜜「偶然だね!
何か甘い物でも買いに来たの?」

「あぁ…」

蜜「…あ!ひょっとしてちゃんに持ってくつもりだったとか!?」

「…そんなところだ。」

蜜「ふふっ、やっぱり〜!
ちゃん甘い物大好きだから
きっと何を買って行っても喜ぶと思うよ!」




甘露寺の言う通り、喜んでくれるといいんだが…。


しかし手土産を持参しただけでは
先日にした仕打ちを許して貰えるとは思えない…。


気分が沈んでいる俺には気付かず
甘露寺は伊黒と商店街にいる理由を話し出した。





蜜「あのねっ、
私今日、伊黒さんとご飯に行ってたの〜!
それでね、髪を結ぶ素敵な紐をもらったんだよ〜!
見て見てこれ!可愛いでしょ〜?」


「そうか…、」




目を輝かせながら貰った物を嬉しそうに見せてくる甘露寺の背後にいた伊黒に目を向けると
彼も俺の事を見ていて視線が合った。




伊「…冨岡、に礼を伝えておけ。」

「…?なぜ、に…」

蜜「伊黒さんはね、
私への贈り物をちゃんと買いに行ってくれたんだって!こんなに可愛いもの選んでくれたから
私も今度直接ちゃんにお礼言うつもりなの〜!」


「っ…!!」




今の話が本当なら、は…


伊黒の買い物に付き合っただけ…だったのか…?


甘露寺とは友人として親しくしているから、伊黒の手助けをしただけ…ということか…?



蜜「…?冨岡さん?どうしたの?」

「…。伊黒、お前がと2人で
甘味処にいるのを見た隊士達がいたんだが…」

伊「俺の買い物に付き合ってくれた礼に
甘い物を食わせてやっただけだ。」


「っ…」





伊黒の話した様子から見ても
とても嘘を言っているようには思えず…



真実を知った俺は
を傷付けてしまった後悔に激しく襲われ…


脱力し、その場にしゃがみ込んだ。



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