第18章 憤慨
『それじゃあ宇髄さん、
炭治郎くんと善逸くんと伊之助くんのこと
よろしくお願いしますね!』
宇「あーあ、まぁ仕方ねェか…。
本当はを連れて行きたかったが、
胡蝶から許可が出ねェんじゃなぁ…」
『あはは…、すみません…』
現在、私は蝶屋敷の門で
これから任務に向かう宇髄さん、炭治郎くん、善逸くん、伊之助くんを見送っているところだった。
吉原にある遊郭で鬼が出るとの情報を入手したことで、宇髄さんの3人の奥様が潜入調査していたらしいけど…
その3人から連絡が途絶えてしまったそうで
宇髄さんが自ら足を運び、鬼に捕まった可能性があるその人達を助けに行くとのこと。
宇髄さんとしては
奥様達と同じ性別である女の私を連れて
遊郭に潜入して欲しかったらしいけど
しのぶちゃんからの許可は出なかった。
その理由は、"恋人がいるさんに
遊郭なんかに潜入させる訳にはいかない"…と言っていたんだとか。
宇髄さんは何度かしのぶちゃんを説得したみたいだけど、どうしても首を縦に振らなかったから
面倒臭くなって諦めたみたい。
『炭治郎くん達も気をつけてね…?
絶対生きて帰って来ないと許さないよ?』
炭「はいっ!頑張って鬼を倒して来ます!」
善「うぅ…、俺はあんまり行きたくないけど…
さんが応援してくれるなら…頑張ります…」
『あははっ、善逸くんなら大丈夫だよ!
自信持って頑張って!』
煉獄さんが亡くなってからの炭治郎くん達は
任務や鍛錬を今まで以上に頑張ってたから
初めて会った時に比べて、格段に強くなったと思う。
それに、音柱の宇髄さんも一緒だし
心配な気持ちは少しあるけど、私は安心して彼等を送り出した。
宇「んじゃ、行くぞお前ら。
遅れねェようについて来い……、って
あれは冨岡じゃねーか?」
『え…!?冨岡さん!?』
宇髄さんの視線の先を追うと
本当に本物の冨岡さんがこちらに向かって歩いて来ているところだった。