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《冨岡夢》恋い、慕う[鬼滅の刃]

第17章 進物




『わぁっ、美味しそう〜っ!!
いただきますっ!!』



綺麗な三色団子を早速一口パクッと口に含むと
優しくて甘い味が口の中に広がった。




『ふわぁ〜っ、美味し〜…、幸せ〜っ』

「ふっ…、お前も美味そうに食べる奴だな…」




お前も、ってことは
もしかして伊黒さん……例の好きな人と
食事に出かけた事はあるのかな?




『あの〜…、ずっと聞きたかったんですけど
伊黒さんが想ってる人って…私の知り合いですか?』

「…。」



うん……

無言の肯定って捉えて良さそうだ。




私の知り合いの女性って言ったら数は少ないし
当てずっぽうで名前を上げたら反応してくれるかも…。




『ひょっとして…、しのぶちゃんですか?』

「違う。」

『えーと…じゃあ…、蜜璃ちゃんですか?』

「…っ、違う。」




…はは、分かりやすい。




蜜璃ちゃんの名前を出したことで否定はされたけど、肩がピクッて動いたし、声のトーンも微妙に違っていた。


それにひょっとしたらだけど
私が蜜璃ちゃんと友達の関係だから
今回プレゼントを一緒に選ぶのを誘って来たのかも。





『そっかそっか〜!
蜜璃ちゃん可愛いし話しやすいし
すっごく優しいですもんね〜』

「っ、違うと言ってる…」

『誤魔化さなくてもいいですって〜。
私、誰にも言いませんから。』

「…。絶対に口外するな、冨岡にもだ。」

『ふふっ、はい!約束します!!』





伊黒さんの想い人がまさか蜜璃ちゃんだとは思わなかったけど、きっと蜜璃ちゃんは
伊黒さんみたいに、あんまり喋るのが好きじゃない人にも気軽に話しかけていそうだから

伊黒さんも、蜜璃ちゃんのそういう明るい所に惹かれたのかもしれない…。



今日選んだ黄色のリボンがついた紐は
蜜璃ちゃんのイメージにピッタリだと思った。

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