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《冨岡夢》恋い、慕う[鬼滅の刃]

第11章 今際




『すみませんっ…、
私がもっと…早く来ていれば…っ…!』

煉「いいんだ…、が来ていても
倒せるかどうか分からない程の鬼だった…、
お前にはまだ……生きていて、欲しい…。」


『…っ……』



煉「、にも……
伝えたいことがあるんだ…。
俺の弟、の……千寿郎と…
これからも…仲良くして、やってほしい…。
弟の、あんな笑顔は……久しぶり、に見たから…」


『っ、話していた所……見てたんですね…?』


「あぁ。には…感謝、している…。
ありがとう…。」


『そんな…!お礼なんていりません…!!
むしろ私の方こそ…、煉獄さんに稽古をつけてもらってすっごく感謝してるんですから…!!』




…たった一度だけしか稽古出来なかったけど
とても有意義で、充実した稽古だった。


私の欠点をすぐに見抜いて
もっと強くなれるように鍛えてくれた…


煉獄さんが稽古をつけてくれたから
その後の別の柱との稽古も、頑張ろうって思えたんだよ…。





煉「…、お前も竈門少年達のように……
まだまだ、強く…なれる…。
俺は君達を…信じているからな…?」


『っ…、はいっ……精進、します…』


煉「最期、に……もう、一つ…だけ……
言っておきたい、こと……が、ある…








……冨岡のことを……頼んだ…」


『えっ……、ど、どうし…て…?』


煉「フッ…、分かりやすかった、2人共な…?」


『っ……』


煉「冨岡は…、優しい男だ…。
例え、、が……
辛く、苦しい、思いを…抱える時があって、も…
お前を支える程の……器が、ある…。」





煉獄さんの口から
まさか冨岡さんの事を言われるとは思わなくて…


何だか煉獄さんには
私と冨岡さんの間に起こった事を
全てみすかされているような気がした。



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