第9章 修練
蜜「きゃーーッ!!
ちゃんの肌すっごく綺麗だね!!」
『え…。別に普通だよ…』
…私は蜜璃ちゃんみたいに
胸は大きくないし、サイズは平均的なCカップ。
この時代に来てから筋力ばかりがついて
女性らしさなんて何もない体…、
ただ強いて言うなら
私の肌はあまり日に焼けない体質みたいで
他の人よりは少し白い……はず。
蜜「すっごく白くてきめ細かい肌だよ!?
雪の呼吸を使うちゃんにはピッタリだね!
わっ、足も長くて綺麗〜!!
隊服で隠してるの勿体無いから
私と同じように丈が短いの作って貰ったら!?」
『無理無理!!それは遠慮させて!?』
蜜「えーっ…」
蜜璃ちゃんには良く似合ってる隊服だけど
私が来たところで似合わないだろうし
太腿までしかない丈の服なんか
恥ずかし過ぎて着られないって…。
残念がっている蜜璃ちゃんだけど
着物を着せてくれる手際がすごく良くて…
話をしている間に、もう既に帯を結ぶところまで進んでいた。
蜜「帯の締め具合はどう?苦しくない?」
『うん、大丈夫。』
思っていたよりも苦しさを感じない事に安心していると、帯を締め終わった蜜璃ちゃんが私の正面に回って来て…
頬を紅潮させて、目をキラキラと光らせながら私を見ていた。
蜜「す、す、素敵〜!!
すっごく素敵だよちゃん!!!」
『ほ、ほんとに…?』
蜜「うんうん!!すごく似合ってる!!
あっちに鏡あるから見に行こっ!」
試着部屋から出て、おばちゃんがいた場所に戻ると、そこには大きな姿鏡が設置されていた。
「おやまぁ…、見間違えたね嬢さん、
別嬪さんがより別嬪になったねぇ。」
蜜「でしょでしょ!?凄く似合ってるよね!?」
蜜璃ちゃんの言葉に
うんうん、と頷いたおばさんは私を鏡の前に立つように促した。