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《冨岡夢》恋い、慕う[鬼滅の刃]

第9章 修練




蜜「冨岡さんの命令なら仕方ないね?
はい、眼鏡返します!」


『もー…蜜璃ちゃんってば…』



手渡された眼鏡をかけ直すと
蜜璃ちゃんは大きな声で、「よしっ!」とと言い、勢い良く立ち上がった。




『こ、今度は何…?』

蜜「今から出掛けるよっ!!
恋する乙女のちゃんに
私が自信をつけさせてあげる〜!!」


『え、お出掛けって……どこに…?』

蜜「そ・れ・は、着いてからのお楽しみ〜♡」

『わっ、ちょっと!そんなに急がなくても…!』




蜜璃ちゃんは勢い良く私の手を引っ張り
無理矢理起き上がらせて来て走り出した。




し「私は仕事がありますから残りますけど
2人は楽しんできて下さいね〜」

蜜「はぁーい!行ってくるね〜!」


『ちょっ……、えぇ…』




引き止める気が全くないしのぶちゃんに見送られた私は、そのまま蜜璃ちゃんに手を引かれながら屋敷を出て、走らされた。




『蜜璃、ちゃんっ…!
ちょっと早いからペースを落としてっ』


蜜「楽しみ〜♪ちゃんとお出掛けだ〜♪
おっ出掛け〜〜♪」




…だめだ、
ウキウキ気分過ぎて何も聞こえてない。



その後も何度か走りながら声を掛けたけど
立ち止まってくれたのは、商店街の入り口に到着してからだった…。




蜜「よーしっ、じゃあまずは〜…
っ、え!?!?ちゃん大丈夫!?」


『だ、大丈夫……じゃない、かも…』




柱との怒涛稽古で疲れていた私の体は
蜜璃ちゃんに無理矢理走らされた事でかなりしんどい…。


息が苦しいほど荒くなって
ゲッソリした様子の私を見て、蜜璃ちゃんはワタワタと慌てているようだった。





蜜「ご、ごめんね!?
ちゃん疲れてるのに
私ってば楽しみ過ぎて夢中で走ってて…!!」


『あ、はは…。いや、いいよ…』




体は確かにしんどいけど
途中から、ずっと楽しそうに走ってる蜜璃ちゃんを見てたら、私は何も言えなくなった。


私と出掛けるのを楽しみにしている所を見たら
私も嬉しい気持ちになったから…。




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