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《冨岡夢》恋い、慕う[鬼滅の刃]

第9章 修練




蜜「わ〜!
ちゃん笑うと更に可愛いっ!!」

『いやいや、蜜璃ちゃんの方が可愛いよ?』

蜜「え〜?ふふっ、ありがと〜!!」




私と蜜璃ちゃん、しのぶちゃんの3人で会話をするのは、本当に楽しく思えた。



こんな風に女だけでガールズトークをするのは
私にとって初めての体験。


蜜璃ちゃんはすごく話し上手で
次から次へと色んな話題を振ってくれた。





蜜「ところでちゃんは
どうして鬼殺隊に入ろうと思ったの?」


『私は…、この時代に来てから
色んな人に助けてもらって…
そんな人達の為に役立ちたいなぁって思ったからかな。…蜜璃ちゃんは?』


蜜「ふふっ、私はね〜…
一生添い遂げたいと思える素敵な殿方を探す為なの〜!!」





…ん?

それってつまり、結婚相手を探す為ってこと…?




蜜「私ね、生まれつき体が頑丈で強いから
男の人に引かれることが多くて…
でも!!鬼殺隊に入れば
強い男の人に出逢えるかな〜って思ったの!!
だから私も、修行とか鍛錬を
一生懸命頑張って柱になったんだ〜」


『そう…なんだ…』




見た目はすごく可愛くてこんなに明るい人が
男の人に引かれるって…

私が男だったら絶対好きになるのに
見る目がない男の人にしか出会えなかったのかな…?




し「では、候補になるような殿方は
もう見つけることが出来ました?」


蜜「ん〜…、みんな素敵な人達ばかりで
なかなか決められないの!!
それに、結婚するのは鬼を滅殺した後って決めてるから!」


し「確かにそうですね〜。
鬼がいなくならなければ
幸せな生活を送ることさえ難しいでしょうから。」




…幸せな生活かぁ。



私もいつかこの時代で結婚とかするのかな…。



いや…、そもそも恋愛経験がないし
顔面偏差値が低い私には無理か…。

一生独身のまま、この時代で歳をとって
独り身のまま死んじゃうかもしれない。




蜜「でもね、お嫁さんに行くのはまだ先だけど
恋をするのはいいと思わない?
ちゃんもそう思うでしょ!?」


『あ…うん…。恋をするのは自由?だとは思うよ…?』


蜜「そうだよね〜っ!!
ねぇねぇ、ちゃんは好きな人とかいないの!?」


『っ、え…?』






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