第10章 死神と炎の音
『断るなら今日はお終い』その言葉がゆっくりと柊の脳に入ってくる。
「っやぁぁっ!っおわっちゃ…やぁぁっ!…っ天元…、きょーじゅろぉ…もっとぉ…さわって…♡」
「煉獄…。これ、通常?」「いや、昨夜も中々だったがそれ以上だ…。」2人は顔を見合わせて柊の様子に戸惑うが、それは嬉しい誤算だった。
「はっ!イイ具合に壊れたじゃねぇか!もっと派手にぶっ壊れろ!」
「柊…。まだ俺に見せてない姿見があるなら全部見せてくれ!」
天元は柊の口から垂れ出た涎を舐め上げ舌で口内を激しく犯す。
杏寿郎は背中に何度も吸い付き赤い花を散らしていく。そして腰から首にかけて下から上へとゆっくりと舐め上げていく。
ビクンと背中を仰け反らせる柊。すると自然と胸は前へと、尻は後ろへと突き出る姿勢になる。
ピッタリと前後にくっついている2人はその瞬間を見逃さなかった。
突き出した尻の先には杏寿郎の熱く硬い肉棒が隊服越しにーーごりゅーーと触れる。
一方で上半身は前方へ倒れ込み、天元は柊の腕を支えてそのまま自身の腰に手をつかせる。
天元は柊の頭を持ち上げ、無理やり上を向かせる。
汗が額を濡らし、白い絹のような髪が張り付き、頬は赤く染まり、目も赤く潤んでいる。口元はだらしなく涎が垂れている。(この顔だけで5回はヌける。)邪な事を考える。
杏寿郎は昨夜の浴室での行為を思い出していた。違うところは多々あるが、特に柊が今穿いている下着についてだ。
彼女の世界の下着事情はどうなっているのだ?これは下着としての機能はあるのか?そう思うほど布面積が少ない。
今日に限って柊はTバックを選んでしまったのだ。
尻に挟まれ見えないと思いきや、尻を揉み広げるとそこにはキュッと食い込んだ紐が見える。(これは…よもやよもや…。けしからんっ!!)
ぱちんっと柊の尻を叩くと「っはぁぁんっっ♡♡」と甘い声で鳴く。
「柊…、痛いのが好きなのか?ならば望み通りっ!!」
そう言って下着を少しずらすと杏寿郎はそそり勃つ肉棒を隙間から一気に柊の中へ貫いた。