• テキストサイズ

上書きしちゃった

第12章 拒絶と欲望の狭間で


な「……すご……締め付け……。」

なとりの声は途切れ途切れになりながらも、確実に奥へと進んでいく。

眺めていたキタニが、にやりと笑いながら彼女の頬を撫でる。

タ「な、可愛い声出してる。……痛いのか? それとも気持ち良いのか?」

女は答えられず、ただ涙ぐみながら首を振った。

だが、身体は素直に反応していた。

なとりが動くたび、奥から熱が込み上げ甘い声がこぼれてしまう。

な「……かや、俺のこと感じて……。」

「なとり……っ、や、だめ、そんな……。」

否定する言葉とは裏腹に、腰は無意識に彼を受け入れていく。

な「すげぇ……本当にやめられない……。」

なとりは必死に腰を打ちつける。

ソファが軋み、2人の呼吸が交じり合う。

キタニはそんな2人を余裕の笑みで見下ろしていた。
/ 247ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp